東北大学医学系研究科に寄附講座として開設した「循環器先端医療開発寄附講座」と「循環器EBM開発学寄附講座」が、令和4年9月30日に閉講となります。

「循環器先端医療開発寄附講座」は、国民病ともいえる循環器疾患に対する先進的な診断・治療法を開発することを目的に平成18(2006)年10月に開講し、16年間活動を行い、「循環器EBM開発学寄附講座」は、循環器疾患治療の日本人における数多くの科学的根拠(エビデンス)を構築することを目的に、平成19(2007)年10月に開講し、15年間活動しました。

下川宏明前教授のもと、音波(衝撃波・超音波)による新たな医療機器や治療技術などの開発・臨床応用、東北慢性心不全登録(CHART)研究により、日本における慢性心不全の特徴や予後の解明など、多くの成果を上げることができました。

この場をお借りして、長年ご支援頂いた皆様に、厚く御礼申し上げます。