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プレスリリース

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2010 2009 2008

2020年

  1. (7月21日)当科の研究成果(心不全の進展過程を解明 −ポンプ機能が保たれた心不全の病態に関する新知見−)をプレスリリースしました。
    近年、ポンプ機能が保たれた心不全(HFpEF)の増加が世界中で問題となっています。しかし、HFpEFの病態は未だ十分には解明されておらず、寿命と生活の質にどのように影響するのかは明らかではありませんでした。

    東北大学大学院医学系研究科の下川宏明客員教授らの研究グループは、東北大学の第二次東北慢性心不全登録研究に登録されたHFpEF患者では、@心肥大と心拡大は時間経過とともに進行や退行を認めること、A心肥大と心拡大の存在が死亡と心不全入院の増加に関連すること、B心肥大と心拡大の進行や改善はそれぞれ心血管死亡と心不全入院の増加や減少と密接に関連すること、を明らかにしました。

    本研究成果は、HFpEF患者における心肥大と心拡大の医学的な意義を世界で初めて明らかにしたもので、今後、新たな治療方法の開発につながることが期待されます。

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  2. (7月20日)当科の研究成果(収縮力の保たれた心不全に対する世界初の超音波治療の開発)をプレスリリースしました。
    心不全には、心臓の収縮力(ポンプ機能、左室駆出率)が低下した心不全(HFrEF)と保たれた心不全(HFpEF)の2つのタイプがあり、近年、後者のHFpEFの急増が世界中で問題となっています。しかし、HFrEFに対する薬剤は数多く開発されましたが、HFpEFに有効な薬剤はまだ開発されておらず、この点でも世界的に大きな問題となっています。

    東北大学大学院 医学系研究科 循環器内科学分野の下川 宏明客員教授らの研究グループは、低出力パルス波超音波(low-intensity pulsed ultrasound:LIPUS)がマウスのHFpEFモデルにおいて有効かつ安全であることを示し、その詳細な作用機序を明らかにしました。本研究は、未だ有効な治療法が開発されていないヒトのHFpEFに対してLIPUS治療が有効である可能性を示唆しており、薬物を使用しない世界初の革新的な治療法となることが期待されます。

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  3. (4月16日)当科の研究成果(指先から見えた微小血管狭心症患者の新たな病態:全身の微小血管の機能障害を反映)をプレスリリースしました。
    冠攣縮性狭心症および微小血管狭心症は、それぞれ、心臓表面の太い動脈冠動脈および心筋内に入り込む微小な動脈(微小冠動脈)の機能異常で生じることが知られています。両疾患とも末梢の血管にも異常があり、合併症の危険や治療経過への悪影響が懸念されます。しかし、冠攣縮性狭心症、微小血管狭心症患者における末梢血管機能異常の原因は未だ十分には解明されていませんでした。

    当科の下川宏明教授、白戸 崇特任准教授、神戸茂雄助教、大浦翔子医師らの研究グループは、微小血管狭心症患者で指尖細動脈における血管拡張因子を介した内皮依存性拡張反応が著明に低下しており、末梢微小血管障害を起こしていることを明らかにしました。

    本研究は、微小血管狭心症患者における末梢微小血管の内皮機能障害を世界で初めて明らかにした重要な報告であり、微小血管狭心症患者に対する新たな治療方法への応用へとつながると期待されます。

    本研究結果は2020年4月2日に、米国心臓協会の学会誌である Arteriosclerosis,Thrombosis, and Vascular Biology 誌にオンライン掲載されました。

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2019年

  1. (11月7日)当科の研究成果(冠動脈全長にわたる機能異常の存在:狭心症の新たな病態を解明)をプレスリリースしました。
    冠動脈機能異常の原因として冠動脈過収縮反応と冠動脈拡張障害の2つがあり、冠動脈造影検査で明らかな狭窄や閉塞が見られない患者において、突然死や急性心筋梗塞などの発生に強く関連することが報告されています。

    当科の下川 宏明教授、高橋 潤講師、須田 彬医師らの研究グループは、心臓表面を走る太い冠動脈の過収縮反応である冠攣縮性狭心症と冠微小血管の拡張障害の指標である微小血管抵抗指数 の上昇の合併は長期予後の悪化と関連すること、また、冠攣縮性狭心症と微小血管抵抗指数上昇に共通した原因として共通する因子(Rho キナーゼの活性化)が大きく関与していることを明らかにしました。

    本研究は、診断方法や治療後の予測因子が未だ確立されていない冠動脈機能異常を太い冠動脈と微小冠動脈の両方で初めて明らかにした重要な報告であり、長期予後が悪化する患者の判別や新たな治療法への応用などへとつながることが期待されます。

    本研究結果は2019年11月4日に、米国心臓病学会の学会誌であるJournal of the American College of Cardiology誌にオンライン掲載されました。

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  2. (10月15日)当科の研究成果(肺動脈性肺高血圧症の新規治療標的と治療薬候補を発見)をプレスリリースしました。
    当科の下川宏明教授、佐藤公雄准教授、大村淳一医師の研究グループは、東北大学加齢医学研究所の呼吸器外科学分野と共同で、指定難病である肺動脈性肺高血圧症の新規病因候補遺伝子・タンパク質の網羅的スクリーニングを行った結果、これまで肺動脈性肺高血圧症との関連が全く示唆されていなかった新規病因タンパク質ADAMTS8を発見しました。

    遺伝子改変動物およびヒト臨床検体を用いて解析した結果、ADAMTS8の増加が肺動脈性肺高血圧症の特徴である肺動脈を取り囲む細胞(肺動脈血管平滑筋)の異常な増殖と右心不全を促進することを明らかにしました。

    さらに重要なことに、既存の感染症治療薬の一つであるメベンダゾールがADAMTS8を抑え、肺動脈性肺高血圧症動物モデルにおいて顕著な治療効果を示すという意外な知見を世界で初めて明らかにしました。寄生虫の治療において一般的に投与されているメベンダゾールが肺高血圧症の治療にも有用であると期待されます。

    本研究成果は、9月26日(米国東部時間、日本時間9月27日)に米国心臓協会(American Heart Association, AHA)の学会誌である Circulation Research 誌(電子版)に掲載されました。

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  3. (10月10日)当科の研究成果(肺動脈性肺高血圧症の新規治療薬候補としてのエメチンの発見)をプレスリリースしました。
    当科の下川 宏明教授、佐藤 公雄准教授、Mohammad Abdul Hai Siddique研究員の研究グループは、国の指定難病である肺動脈性肺高血圧症の新規治療薬を探索するため東北大学化合物ライブラリー5,562種類の網羅的探索を行い、催吐剤の主成分であるエメチンが肺動脈性肺高血圧症に対して治療効果を示すことを世界に先駆けて発見しました。

    本研究成果は、9月19日(米国東部時間、日本時間9月20日)に米国心臓協会(American Heart Association, AHA)の学会誌であるArteriosclerosis, Thrombosis, and Vascular Biology 誌(電子版)に掲載されました。

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  4. (7月3日)座って測定、寝て測定:肺高血圧症の新規判別法を発見 (呼気ガス分析を用いた簡便で非侵襲的な判別法)をプレスリリースしました。
    東北大学大学院 医学系研究科 内部障害学分野の秋月 三奈大学院生、上月 正博教授の研究グループは、循環器内科学分野の下川 宏明教授、杉村 宏一郎講師らの研究グループと共同で、座った姿勢から寝た姿勢への姿勢変化と呼気ガス分析を組み合わせることにより、肺動脈性肺高血圧症と慢性血栓塞栓性肺高血圧症を判別が非侵襲的に可能であること世界で初めてを示しました。

    本研究では、呼気ガス分析器を用いて、座った姿勢と仰向けになった姿勢で呼吸に含まれる酸素や二酸化炭素などのガスを分析することにより、肺高血圧症の有無や、肺動脈性肺高血圧症と慢性血栓塞栓性肺高血圧症の判別が可能であることを世界で初めて示しました。本研究での検査法は、患者への負担が少ない簡易な肺高血圧症の検査法となると期待されます。

    本研究成果は、2019年7月1日に、Respirologyに掲載されました。
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  5. (6月27日)当科の研究成果(肺動脈性肺高血圧症の新規治療薬候補としてのセラストラマイシンの発見)をプレスリリースしました。
    国の指定難病である肺動脈性肺高血圧症の新規治療薬を探索するため、東北大学化合物ライブラリー5,562種類の網羅的探索を行い、細菌由来の化合物セラストラマイシンが肺動脈性肺高血圧症に対して治療効果を示すことを世界に先駆けて発見しました。セラストラマイシンは、肺動脈性肺高血圧症患者由来の細胞の増殖を抑制しました。さらに、セラストラマイシンが炎症抑制作用・酸化ストレス抑制作用・ミトコンドリア機能改善作用を持ち、肺高血圧モデル動物において顕著な治療効果を示すことを確認しました。本研究により、根本的な治療薬のない肺動脈性肺高血圧症に対する臨床応用が期待されます。

    本研究成果は、6月 14日(米国東部時間、日本時間6月15日)に米国心臓協会(American Heart Association, AHA)の学会誌であるCirculation Research 誌(電子版)に掲載されました。
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  6. (3月29日)当科の研究成果(世界初:心臓におけるリンパの流れと狭心症の関係を解明)をプレスリリースしました。
    心臓リンパ管は、1653年に世界で初めてその存在が報告されたにもかかわらず、心臓の血管(冠動脈や冠静脈)と比べ、今日までほとんど注目されてきませんでした。本研究は、ブタモデルを用いて、心臓リンパ管の機能不全により冠攣縮が悪化することを世界で初めて示したものであり、心臓リンパ管が冠攣縮性狭心症に対する新規治療標的になり得ることが今後期待されます。

    本研究成果は、2月28日(米国東部時間、日本時間2月27日)に米国心臓協会(AHA)の学会誌であるArteriosclerosis, Thrombosis, and Vascular Biology誌に掲載されました。
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2018年

  1. (3月14日)当科のアルツハイマー型認知症に対する超音波治療の医師主導治験の経過をプレスリリースしました。(―安全性を確認し本格治験へー)
    本治験の第一段階である安全性評価を主軸に置いたRoll-in群の治療と経過観察が終了し、3月11日に開催された効果安全評価委員会で本治療の安全性が承認されました。
    これを受けて、本治験の第二段階である有効性の評価を主軸に置いたRCT群の治験を4月から開始します。
    >>紹介記事はこちらからご覧いただけます。
    >>プレスリリース資料はこちらからご覧いただけます。PDF
    >>アルツハイマー型認知症に対する超音波治療の医師主導治験HP
  2. (3月6日)当科の研究成果(世界初の冠攣縮性狭心症に関する国際共同研究)をプレスリリースしました。
    本研究は、欧米人と日本人の冠攣縮性狭心症患者の特徴と長期予後における人種差を多施設で前向きに検討した世界で初めての研究です。本研究の結果、冠攣縮性狭心症症例において欧米人症例と日本人症例とでは、男性の比率やその発作の好発時間に明確な差異があり、欧米人において冠攣縮発作による不安定狭心症や心臓死がより多く発生していたことが明らかになりました。

    本研究成果は、2月26日(米国東部時間、日本時間2月25日)にInternational Journal of Cardiology誌に掲載されました。
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    >>論文のPDFはこちらからご覧いただけます。PDF
  3. (7月20日)当科の認知症超音波治験が東北大学の英語版HPで紹介されました。
    東北大学英語版HPのTohoku University Creating Global Excellenceで紹介されました。

    プレスリリース資料は下記のURLからご覧いただけます。

    タイトル:Treating dementia with the healing waves of sound

    https://www.tohoku.ac.jp/en/press/treating_dementia.html
  4. (7月10日)当科の研究成果(圧負荷による左心不全や肺高血圧症におけるRho-kinaseの2つのアイソフォームの役割の解明)をプレスリリースしました。
    本研究は、圧負荷による左心不全や肺高血圧症におけるRho-kinaseの2つのアイソフォームの役割を世界で初めて解明したものであり、心不全や肺高血圧症の新たな治療法の開発につながることが期待されます。

    本研究成果は、7月9日(米国東部時間、日本時間7月10日)に米国科学アカデミーの学会誌であるPNAS誌(電子版)に掲載されました。

    >>プレスリリース資料はこちらからご覧いただけます。
    >>論文のPDFはこちらからご覧いただけます。
  5. (6月26日)当科の研究成果(大動脈瘤形成の抑制分子としてのSmgGDSの同定)をプレスリリースしました。
    本研究は、大動脈瘤形成の抑制分子としてのSmgGDSの役割を世界で初めて同定したものであり、大動脈瘤の新たな治療法やバイオマーカーの開発につながることが期待されます。

    本研究成果は、6月19日(米国東部時間、日本時間6月20日)に米国心臓協会(American Heart Association, AHA)の学会誌であるCirculation 誌(電子版)に掲載されました。

    >>プレスリリース資料はこちらからご覧いただけます。
    >>論文のPDFはこちらからご覧いただけます。
  6. (6月19日)当科が開発してきたアルツハイマー型認知症に対する超音波治療に関して、今月から医師主導治験を開始することになり、プレスリリースをしました。
    本治験は、当科の音波を活用した先端医療開発の一環です。既に、重症狭心症に対する低出力体外衝撃波療法を開発しており、重症狭心症に対する超音波治療の医師主導治験を実施中です。今回は、超音波治療のアルツハイマー型認知症に対する医師主導治験で、加齢・老年科と共同で実施します。認知症に対する超音波治療の世界初の治験になります。
    >>プレスリリース資料はこちらからご覧いただけます。
  7. (5月18日)当科の研究成果(肺動脈性肺高血圧症の原因分子としてのSelenoprotein Pの同定)をプレスリリースしました。
    本研究は、肺動脈性肺高血圧症の原因分子としてのSelenoprotein Pの関与を世界で初めて同定したものであり、肺高血圧症の新たな治療法やバイオマーカーの開発につながることが期待されます。

    本研究成果は、4月10日(米国東部時間、日本時間4月11日)に米国心臓協会(American Heart Association, AHA)の学会誌であるCirculation 誌(電子版)に掲載されました。
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  8. (2月21日)当科の下川教授がセンター長を務める全学組織の「ビッグデータメディシンセンター」の設立について、記者会見を行い、同時にプレスリリースをしました。
    「ビッグデータメディシンセンター」は、指定国立大学の第1陣の一つに指定された東北大学が目指す「未来型医療」の一翼を担う全学組織です。関係する9部局が結集し、下川センター長を中心に、4名の副センター長、4つの疾患コア群、6つの解析チーム、約30名のスタッフ体制で発足しました。
    >>プレスリリース資料はこちらからご覧いただけます。PDF
    >>パンフレット資料はこちらからご覧いただけます。PDF
  9. (1月23日)当科の研究成果(臨床での冠攣縮性狭心症患者の冠動脈病変部位の可視化)をプレスリリースしました。
    本研究は、攣縮冠動脈に生じている炎症性変化を画像として評価できることを世界で初めて報告したものであり、冠攣縮の新たな病態解明と画像化診断への応用につながることが期待されます。
    本研究成果は、2018年1月22日に、米国心臓病学会(American College of Cardiology, ACC)の学会誌であるJournal of the American College of Cardiology誌(電子版)に掲載されました。
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2017年

  1. (11月20日)当科の研究成果(冠攣縮性狭心症患者の長期予後を予測するバイオマーカーを世界で初めて開発)をプレスリリースしました。
    当科では、冠攣縮の中心的な分子機構が血管平滑筋の分子スイッチであるRho-kinaseの活性化であることを同定していました。本研究では、さらに、白血球中のRho-kinase活性が予後を予測する有用なバイオマーカーになりうることを世界に先駆けて明らかにしました。本研究論文は、11月20日付けでEuropean Heart Journalにオンライン掲載されました。
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  2. (9月26日)当科の研究成果(慢性血栓塞栓性肺高血圧症に対するバルーン肺動脈形成術の有効性と安全性の確認)をプレスリリースしました。
    難治性疾患である慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)の当科患者77名におけるバルーン肺動脈形成術(BPA)の有効性と安全性を確認し、European Heart Journalに報告しました。
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  3. (8月31日)わが国の医学研究の失速に関する当科の下川教授の論文が発表されました。
    わが国から発表された過去20年間の医学研究論文の推移を調査して下川教授が執筆したもので、特に、基礎医学研究分野においてその失速が顕著であることを明らかにしました。本論文の中で、下川教授はその原因を分析し、今後に向けての対策を紹介しています。
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  4. (8月22日)当科の研究成果(冠攣縮性狭心症に対する「腎―脳―心臓」連関を介した腎動脈交感神経除神経治療の可能性)をプレスリリースしました。
    本研究は、「腎―脳―心臓」連関を介して、腎動脈アブレーションにより冠攣縮が治療できることを世界で初めて報告したものであり、冠攣縮の新たな病態解明と冠動脈疾患に対する新たな治療法の開発につながることが期待されます。 本研究成果は、2017年8月18日に、米国心臓協会 (American Heart Association, AHA) の学会誌であるArteriosclerosis, Thrombosis, and Vascular Biology誌(電子版)に掲載されました。
    >>プレスリリース資料はこちらからご覧いただけます。PDF
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  5. (8月3日)当科の研究成果(衝撃波アブレーションカテーテルシステムの開発)をプレスリリースしました。
    本研究で開発した衝撃波アブレーション法は、衝撃波を用いているため、現行の高周波アブレーション法の熱による諸問題点を克服した画期的なシステムであり、今後の不整脈治療に大きな進歩をもたらすことが期待されます。本研究成果は、2017年8月2日に、ヨーロッパ心臓学会(European Society of Cardiology, ESC)の学会誌であるEP Europace 誌(電子版)に掲載されました。
    >>詳細はこちらからご覧いただけます。PDF
  6. (7月28日)当科の研究成果(冠攣縮を生じた冠動脈病変部位のFDG-PETによる世界初の画像化)をプレスリリースしました。
    本研究は、冠攣縮血管を映像として評価できることを世界で初めて報告したものであり、冠攣縮の新たな病態解明と診断画像化への応用につながることが期待されます。 本研究成果は、2017年7月27日に、米国心臓協会 (American Heart Association, AHA) の学会誌であるArteriosclerosis, Thrombosis, and Vascular Biology誌(電子版)に掲載されました。
    >>詳細はこちらからご覧いただけます。PDF
  7. (3月28日)医学系研究科といわき市立総合磐城共立病院との間で連携講座の締結式が行われ、同病院の診療局長で当科の同門会員である杉正文先生が客員教授に就任することになりました。
    この連携講座は、消化器内科・消化器外科・循環器内科・整形外科の4講座からなり、平成29年度から発足するもので、杉先生は循環器内科の客員教授に就任します。
    >>医学系研究科からのプレスリリースはこちらをご覧下さい。

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2016年

  1. (10月11日)微小血管狭心症のバイオマーカーを世界で初めて開発した当科の研究成果を本日プレスリリースしました。
    下記のURLからご覧下さい。
    http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2016/10/tohokuuniv-press20161011-01.html

    微小血管狭心症のバイオマーカーを世界で初めて同定-診断方法確立・治療法開発へ一歩前進-

    東北大学大学院医学系研究科循環器内科学分野の下川宏明(しもかわ ひろあき)教授の研究グループは、これまで診断が困難であり、治療方法の確立の重要性が認識されてきた「微小血管狭心症」に対して、血中セロトニン濃度が新規のバイオマーカーとなる事を明らかにしました。
    本研究は、現在診断のバイオマーカーが確立されていない微小血管狭心症の新規のバイオマーカーを同定した重要な報告であり、診断が困難であった微小血管狭心症の診断能の向上、未だ明らかとなっていない微小血管狭心症の病態解明、治療への応用などへとつながる事が期待されます。
    本研究成果は、2016年10月2日に、欧州心臓病学会(European Society of Cardiology, ESC)の学会誌であるEuropean Heart Journal誌に掲載されました(https://www.cardio.med.tohoku.ac.jp/class/pdf/2016-EHJ-Odaka.pdf)。
  2. (5月30日)肺高血圧症の新規治療標的としてAMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK)を同定した当科の研究成果をプレスリリースしました。
    当科では、国の指定難病で、致死的疾患である「(肺動脈性)肺高血圧症, PAH」の新規治療標的としてAMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK)を同定しました。さらに、糖尿病治療薬の一つであるメトホルミンがAMPK活性化作用を介してマウス肺高血圧症モデルにおいて治療効果を発揮することを明らかにしました。
    本研究は、AMPKを治療標的とした、新たな診断法や治療薬の開発へつながることが期待されます。
    >>詳細はこちらからご覧いただけます。PDF
  3. (5月9日)慢性血栓塞栓性肺高血圧症の原因蛋白(トロンビン活性化型線溶阻害因子, Thrombin-activatable fibrinolysis inhibitor, TAFI)を同定した当科の研究成果をプレスリリースしました。
    当科では、国の指定難病で、診断が困難かつ致死的疾患である「慢性血栓塞栓性肺高血圧症, CTEPH」の病因タンパク質としてトロンビン活性化型線溶阻害因子(Thrombin-activatable fibrinolysis inhibitor)を同定しました。
    本研究は、同症の病因タンパク質を世界で初めて明らかにした重要な報告で、このタンパク質を標的とした、新たな診断法や治療薬の開発へつながることが期待されます。
    >>詳細はこちらからご覧いただけます。PDF

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2015年

  1. (6月29日)当科大学院4年生の進藤智彦が「ジャパンバイオデザインプログラム」のフェローに採用されました。
    「ジャパンバイオデザインプログラム」は、東北大・東京大・大阪大の3大学が文科省・医療機器連合会の支援を得て、スタンフォード大学と実施する教育プログラムで、各大学から3名のフェローが採用されました。今後、10ヶ月間の教育プログラムを、国内と米国で受けることになります。
    >>「ジャパンバイオデザインプログラム」のプレスリリースに関してはこちらからご覧下さい。PDF
  2. (8月17日)当科の下川教授がセンター長を務める臨床研究推進センターを中心として東北大学病院が医療法上の臨床研究中核病院に選定されました。
    医療法上の臨床研究中核病院は、日本発の革新的な医薬品・医療機器の開発に必要な質の高い臨床研究や医師主導治験を担う病院として、全国の医療機関から公募され、今回、当院をはじめ国立がん研究センター中央病院、大阪大学医学部附属病院の3つの医療機関が初めて指定を受けました。
    >>プレスリリース記事はこちらからご覧いただけます。 PDF
  3. (5月29日)6月1日より、宮城県の2つの地区で、救急車からの「12誘導心電図伝送システム」の本格運用を開始します。
    当科の下川宏明教授を実施代表者として、①大崎市民病院・大崎広域消防本部、②みやぎ県南中核病院・仙南広域消防本部、③東北大学病院の3者で、救急車からの「12誘導心電図伝送システム」の配備に向けて準備を行ってきました。
    この度、その準備が整いましたので、平成27年6月1日から本格運用を開始します。
    発症から緊急治療までの時間を短縮することにより、急性心筋梗塞患者の救命率向上に貢献することが期待されます。
    本事業は、「第2期宮城県地域医療再生計画および同事業補助金」により整備・運用されます。
    >>プレスリリースはこちらからご覧いただけます。PDF

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2014年

  1. 8月21日(木)当科からプレスリリースした超音波血管新生治療の医師主導治験の実施について読売新聞と河北新報に報道されました。
    (掲載許可取得済)
    >>読売新聞の記事はこちらからご覧いただけます。PDF
    >>河北新報の記事はこちらからご覧いただけます。PDF
  2. (8月20日)当科で開発中の超音波血管新生療法の研究論文掲載と医師主導治験についてプレスリリースを行いました。
    当科では、東北大学大学院工学研究科および日立アロカメディカル株式会社との共同研究により、ある特殊な条件の超音波に血管新生作用があることを発見し、2014年8月11日付で国際誌PLOS ONEに論文発表しました。
    そして、この研究成果を基に、狭心症患者を対象とした超音波治療の医師主導治験(全国8大学が参加)を開始しました。本治療法は、診断で用いられる出力範囲の超音波を用いた低侵襲性治療であり、今後の発展が期待できる新しい治療法です。本治験は、厚労省の「革新的医療機器創出促進事業」の支援を受けています。
    >>プレスリリース資料はこちらからご覧いただけます。PDF
  3. 3月4日(火)の読売新聞に、当科の震災後PTSDの調査研究に関するプレスリリースが紹介されました。
    >>記事はこちらからご覧いただけます。PDF(掲載許可取得済)
  4. (2月24日)東日本大震災3年目を前に、当科の調査研究により、被災地の心臓病患者さんに精神的ストレスが増加していることが明らかになり、プレスリリースしました。
    当科の慢性心不全およびその高リスク患者さん1725名を対象に行った調査結果です。
    2011年に有効回答を得た1180名の患者さんのうち、14.1%に「心的外傷後ストレス反応/障害(PTSR/PTSD)が認められ、また、2012年の調査結果ではPTSR/PTSDの頻度が18.9%とさらに増加していることが認められました。
    本研究の結果から、震災後の長期にわたる精神的ケアの重要性が示されました。
    >>詳細はこちらをご覧ください。PDF

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2013年

  1. (7月25日)当科の研究により高脂血症治療薬スタチンの新作用を発見し、プレスリリースを行いました。
    高脂血症の代表的治療薬であるスタチンは、心筋梗塞など心血管病の治療や予防に有効であり、世界中で約3000万人の人が服用しています。近年、スタチンがコレステロールを低下させる作用以外にも心血管病の予防効果を有することが明らかとなり、「多面的作用」として注目されています。このたび、東北大学大学院医学系研究科循環器内科学分野の下川宏明教授らの研究グループは、その分子機序としてSmall GTP-Binding Protein Dissociation Stimulator(SmgGDS, スマッグジーディーエス)という分子が中心的な役割を果たしていることを世界に先駆けて発見しました。
    この研究成果は、SmgGDS を増加させ心血管病を改善する新たな薬剤の開発や、心血管病を予測するマーカーの開発につながる可能性があります。
    >>詳細はこちらからご覧いただけます。

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2012年

  1. 11月1日(木)に、日本医師会館(東京)で下川教授が日本医師会医学賞を受賞し、記念講演を行いました。
    受賞の対象になった研究は、「日本人の虚血性心疾患に関する基礎的・臨床的研究」です。受賞記念講演では、冠攣縮の分子機構の解明・血管内皮機能の研究・低出力体外衝撃波治療の開発の一連の研究について紹介しました。
    >>東北大学からのプレスリリース記事はこちらからご覧いただけます。PDF
  2. (10月5日)当科の下川宏明教授が平成24年度日本医師会医学賞を受賞しました。
    長年の虚血性心臓病に関する基礎的・臨床的研究が評価されたことによる受賞です。表彰式は、11月1日(木)に、日本医師会館で行われます。
    >>医学系研究科からのプレスリリース資料はこちらからご覧いただけます。PDF
  3. (6月29日)7月1日に「東北大学病院循環器センター」がオープンします。東北地方・東日本の循環器診療の拠点としての役割が期待されます。
    当科の下川教授がセンター長に、心臓血管外科の齋木教授が副センター長としてスタートします。当科・CCU・心臓血管外科が一体となって高度の循環器診療に当たっていきます。
    >>プレスリリースの資料はこちらからご覧いただけます。PDF
  4. (6月20日)当科から発表した学術論文(Circulation Research)に関してプレスリリースを行いました。
    当科大学院生中嶋壮太(現在岩手県立中央病院)の下記の学位研究論文です。
    Nakajima S, Ohashi J, Sawada A, Noda K, Fukumoto Y, Shimokawa H. Essential role of bone marrow for microvascular endothelial and metabolic functions in mice. Circ Res. 111 : 87-96, 2012.
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2010年

  1. 10月から、高度医療による狭心症治療(低出力体外衝撃波治療)を開始いたしました。
    7月1日付けで厚生労働省の高度医療(第3項先進医療)に承認された 「重症虚血性心疾患に対する低出力体外衝撃波治療」による治療を開始いたしました。
    >>プレスリリース記事はこちらからご覧いただけます。PDF
  2. (7月9日)「重症虚血性心疾患に対する低出力体外衝撃波治療」が、7月1日付けで厚生労働省の高度医療(第3項先進医療)に承認され、7月9日(金)にプレスリリースの記者会見・PCプレゼンテーションを行いました。
    当科では、低出力の衝撃波を用いた新しい血管新生療法の開発を行っています。今回、狭心症症例に対する治療が、厚生労働省の高度医療(第3項先進医療)に承認されました。
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2009年

  1. 当科の新規研究である「超音波を用いた革新的非侵襲性血管新生療法の開発」が、文部科学省の特別教育研究推進事業に採択されました。
    東北大学病院の新規事業として採択(内示)されたもので、平成22〜26年度の5年間の事業です。東北大学本部からもプレスリリースされました。

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2008年

  1. (8月28日)新しい血管弛緩機構を解明した当科の研究論文が発表されます。
    当科の下川宏明教授、高木文研究員らは、一酸化窒素(NO)合成酵素系が大動脈などの太い血管ではNO産生を、腸間膜動脈などの微小血管では内皮由来過分極因子(EDHF)を産生して、血管を弛緩させていることを発見しました。
    この研究成果は、米国医学誌The Journal of Experimental Medicine(9月1日号)に掲載されます。
    >>東北大学のプレスリリース記事はこちらからご覧いただけます。 PDF
    >>JEMの原著はこちらからご覧いただけます。PDF

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